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第27回台東病院・老健千束祭

地域医療振興協会(以下、「協会」)では、「いついかなる時でも医療を受けられる安心を、すべての地域の方々にお届けしたい」という信念のもと、主に自治体からの委託を受けて病院や診療所および複合施設などの運営を行っています。

台東区立台東病院(以下、「病院」)および併設する老人保健施設千束(以下、「千束」)は、今年で開院11年目を迎え、今年度より運営方針を、「地域包括ケア拠点病院としての活動」、「地域包括ケアを支える人材育成」、「地域ヘルスプロモーションとしての取り組み」という3つの柱として掲げています。

このヘルスプロモーションの取り組みの一環として9月8日に『「ずっとこの街で暮らし続けたいを応援します」~繋ぐ・支えあう医療と介護を目指して~』をテーマに台東病院・老健千束祭(以下、「病院祭」)を開催しました。病院祭には、千束の利用者の方々にもご参加いただきました。

病院祭では、エントランスホールにて様々なイベントを行った他、施設内に体験コーナーや、健康支援コーナーなどを設けました。

(台東区立台東病院、台東区立老人保健施設千束 外観)の画像

台東区立台東病院、台東区立老人保健施設千束 外観

エントランスホールイベント

エントランスホールでは山田隆司管理者の開会の挨拶の後、バンド演奏やボランティアの皆様による台東区に因んだパフォーマンス、医師による講演など、病院・老健らしさを出したイベントが行われ病院祭を盛り上げました。

エントランスホールイベント タイムスケジュール
11:00 山田 隆司 管理者 挨拶
11:30 「ザ・カンファレンズ」によるバンド演奏
12:00 高橋 麻衣子 医師 講演「認知症について」
12:30 江戸芸かっぽれ(浅草かっぽれ保存会)
13:30 呉 明愛(オ ミョンエ) 医師 講演「人生会議について」
15:00 「S*舞*LE(スマイル)」(Taiko-Lab浅草)の皆様による和太鼓演奏

開会挨拶をする 山田 隆司 管理者

開会挨拶をする 山田 隆司 管理者

ザ・カンファレンズによるバンド演奏

病院祭のオープニングとして、「ザ・カンファレン」によるバンド演奏を披露しました。
ザ・カンファレンとは、病院の「医師」、「看護師」、「理学療法士」と、外部委託業者の「福祉用具員」、「介護支援専門員」にて構成されたバンドです。


バンドメンバー

コントラバス担当 德留 綾 看護師

コントラバス担当
德留 綾 看護師

ギター担当 福祉用具員(外部) 宮之上 洋文 さん

ギター担当
福祉用具員(外部)
宮之上 洋文 さん

ギター担当ギター担当齊藤 雄 理学療法士

ギター担当ギター担当齊藤 雄 理学療法士

ドラム担当ドラム担当介護支援専門員(外部)里 秀一郎 さん

ドラム担当ドラム担当介護支援専門員(外部)里 秀一郎 さん

ピアノ担当 大平 祐己 医師

ピアノ担当
大平 祐己 医師

高橋 麻衣子 医師の講演

高橋医師の講演は、「認知症について」というテーマで認知症の早期発見のための注意点や、受診へのつなぎ方、認知症がもたらす危険、症状を進めない秘訣について述べました。

(講演の様子)の画像

講演する 高橋 麻衣子 医師
江戸芸かっぽれ

浅草かっぽれ保存会の皆様に、盆踊りを披露いただきました。「炭坑節」では、参加者様や千束の利用者の方々、病院スタッフも一緒に踊りました。

(盆踊りの様子)の画像

皆で楽しく踊りました!!
呉 明愛(オ ミョンエ) 医師の講演

呉医師の講演では、「人生会議について」というテーマで、ゲーム感覚で終末期の人生について皆で話し合う「もしバナゲーム」を行いました。 自分とは違った考えを聞く事で、自らの終末期を考えなおすことができたようでした。

(ゲームの様子)の画像

病院スタッフもゲームに参加しました
太鼓演奏&狐の舞

病院祭の最後に、「Taiko-Lab浅草」所属の「S*舞*LE(スマイル)」の皆様による和太鼓演奏に加えて急遽、「創作神楽団 吉福社中(ヨシフクシャチュウ)」の皆様に「狐の舞」を披露いただきました。和太鼓演奏は、とても激しく力強い大迫力のパフォーマンスで心躍りました。「狐の舞」は、狐や獅子舞の独特な動きに魅了され、参加者の皆さんも大満足の様子でした。

(和太鼓演奏)の様子

「S*舞*LE」の皆様による和太鼓

(狐の舞)の様子

「創作神楽団 吉福社中」の皆様による狐の舞

特設コーナー

エントランスホールで行われたイベントの他に、健康促進のアドバイスをするコーナーや、医療に関する体験コーナーなど病院・老健ならではの特色を生かした皆さんに楽しんでいただける様々なコーナーを設けました。

ベトナム紹介コーナー

ベトナム紹介コーナーでは、病院にて受け入れているベトナム人技能実習生(以下、「実習生」という。)とふれ合う機会を設けました。実習生は、病院にて看護助手の業務、千束にて介護士の業務を学んでいます。

(コーヒーを飲みながら千束の利用者様と接する実習生)の画像

コーヒーを飲みながら千束の利用者様と接する実習生

(参加者様にベトナムについて話す実習生)の画像

参加者様にベトナムについて話す実習生

(集合写真)の画像

実習生と、山田管理者
アロマコーナー

アロマコーナーでは、Holistic Care Professional Schoolの講師の皆さんに、ラベンダー、オレンジ、ゼラニウムの香りをブレンドしたホホバオイルを使ってのアロマオイルハンドマッサージと、「レモン&ローズマリーのブレンド」、「ラベンダー&オレンジのブレンド」の香りのアロマスプレー作り体験実施していただきました。

(アロマオイルハンドマッサージの様子)の画像

アロマオイルハンドマッサージ

(アロマスプレー作りの様子)の画像

アロマスプレー作り
施設見学ツアー

施設見学ツアーでは、薬剤師体験として、薬の代わりにお菓子を使い実際に分包機を操作する体験を行いました。

(体験の様子)の画像

薬剤師気分を味わうお子さん
健康チェックコーナー

健康チェックコーナーでは、身体測定や血圧、肺年齢、血管年齢の測定、体力・栄養・咀嚼力チェックを行い、結果に基いて看護師や管理栄養士などの病院スタッフが栄養や運動の指導をしました。

(健康チェック)の様子

健康チェックをする参加者様
在宅ケア

在宅ケアでは、AEDの使用法の指導を通じ、第一発見者が、「一人一人に何をすればよいかを正確に伝えること」や「AEDを使用する際、安全確認をしながら操作する事」の重要性を伝えました。

(指導の下、AEDを操作する参加者)の画像

指導の下、AEDを操作する参加者
禁煙コーナー

禁煙コーナーでは、クイズ形式でたばこのリスクに対する知識を深めたほか、家族の上手な禁煙サポートとして吸いたい気持ちを抑える方法を伝えました。

食べてガッテン・食と健康

食べてガッテン・食と健康では、『身体づくり』、『健康づくり』、『かむ・飲み込む』の3つのテーマでクイズや試食をしながら食について学ぶ場となりました。

また、ローソン台東病院店で展開している食の取り組みを紹介しました。

(献立紹介の様子)の画像

病院祭は、今回が初めての企画で台風が近づいていた中での開催でしたが、200名を超える方々にご参加いただきました。ご参加下さった皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

バックナンバー

  1. 第32回 第17回 へき地・地域医療学会を開催
  2. 第31回 第16回 へき地・地域医療学会を開催
  3. 第30回 第15回 へき地・地域医療学会を開催
  4. 第29回 第14回 へき地・地域医療学会を開催
  5. 第28回 台東区立台東病院・老人保健施設千束のヘルシーローソンプロジェクト