地域医療の支援と総合医の育成のために、地域医療振興協会が行っている3つの事業について

事業概要トップ

病院施設運営事業

今、医療崩壊が社会問題となっているように、医師不足、あるいは診療科の偏在によって、地域医療の確保が厳しいという地方自治体が少なくありません。

地域医療振興協会では、「いついかなる時でも医療を受けられる安心を、すべての地域の方々にお届けしたい」という信念のもと、自治体からの委託等を受けて病院、診療所および保健医療福祉複合施設の運営を行っています。

CMEDマーク 地域医療振興協会が運営している医療施設には、CMEDマークがつけられています。ぜひみなさんの身近のCMEDマークを探してみてください。

全国で大小さまざまな医療機関を運営しています

医師派遣事業

医療資源は都市部に集中しており、山間、離島といったいわゆるへき地では、日常の医療を担う
医師にも恵まれない地域が、依然として多数存在するのが現状です。

地域医療振興協会運営施設からの医師派遣・代診医派遣によるへき地支援は、
年間延べ1,766日。
みんなで地域医療を支えています。

広く公募して医師に登録を行っていただき、医師不足が深刻な地域に
緊急臨時的に医師を派遣する事業も行っています。

なお、長崎県離島への医師派遣に係る移動の際、当協会ヘリコプターを活用いただく
JADECOMフライングドクターシステム「NIMAS」の運航は、2020年3月31日をもって
終了いたしました。

支援実績

医師研修事業

地域医療においては、一つの専門的な知識技能をもつ専門医よりも、地域ニーズに応え、求められる役割に応じて協調、変容でき、あらゆる問題に対応できる総合医の役割が重要です。

地域医療振興協会では、他には類のない特色あるプログラムを用意し、地域医療を担う総合医の育成に取り組んでいます。

初期研修には、へき地医療に対する理解を深めるため3ヵ月の地域研修を取り入れ、また、後期研修としては、地域医療専門医を育成する「地域医療型後期研修プログラム」、そして各病院の専門科研修など、充実した研修プログラムを整備し、当協会の全施設を活用して、現場での初期研修と後期研修を行っています。

初期研修、後期研修のほか、再研修も行っています。

運営サイトのご案内

  • 地域医療を志す研修医・学生のための情報サイト 総合医、また総合的視点をもった専門医の育成のため、他に類のない特色のあるプログラムを提供しています。

    JADECOMアカデミー

  • 沖縄・離島医療支援サイト 沖縄の離島医療に関心のある方、短期間でも働いてみたい方の登録を受け付けています。

    ゆいまーるプロジェクト

  • へき地医療情報サイト 全国のへき地医療支援機構、医療機関などの情報を集めた総合ポータルサイトです。

    へき地ネット

  • 公衆衛生に関する専門情報サイト 全国の公衆衛生活動に従事している方の支援を行っています。

    地域医療・公衆衛生ねっと

地域医療を支える医療人へ JADECOMから医療に携わる方々へさまざまな情報を提供しています。
医師の方
学生・研修医の方
看護師・コメディカルの方