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看護部

地域のみなさまへ

ごあいさつ

 2020年10月から公立黒川病院の看護部長に就任しました。
 当院の理念は、『すべては地域の皆さんのために』 にありますように、地域を支える病院であることを一番大切に考え、笑顔で患者さんの思いに寄り添える看護部を目指しています。
 黒川病院の入院病棟は、一般急性期、地域包括ケア、回復期リハビリがあり、地域の皆様が安心して入院生活を送れる体制を整えています。 また、地域の皆様が安心してご自宅で過ごせるように外来部門や訪問看護ステーションにおいても看護師が積極的に取り組んでおります。これからも地域に根ざし、地域住民のみなさまに必要とされる病院、看護部であるよう努力していきたいと思っています。
                                        公立黒川病院 看護部長
                                        大黒なか子

看護部のご紹介

 看護部は総勢160名を超える病院で一番大きな部門です。2次救急を含む急性期の患者さんへ専門職として心のこもったケアを提供するとともに、地域の方々が安心して在宅で療養できるよう、地域包括ケアを推進して行きたいと思います。
病棟では患者さん一人ひとりに責任を持った看護を提供する「固定チームナーシング継続受け持ち方式」を採用するとともに、内科系病棟では「パートナーシップナーシングシステム」を取り入れ、看護師がパートナーとして二人で仕事を行う事で、さらに質の高い看護の提供を行えるようになりました。

看護部の教育

1、地域医療振興協会での中央教育
 公立黒川病院スタッフは、全国で30ヶ所以上ある病院、施設を運営する地域医療振興協会の所属です。平成16年に「看護教育研修センター」が協会本部に設置され、看護教育の環境整備がされました。階層教育を中心に教育計画に基づいた集合教育のスケジュールが組まれ、レベルの高い看護教育を継続して行っています。
看護師としての実践能力を測るクリニカルラダーは、人事考課と連動し協会内の病院すべてで統一した基準で利用されており、自分の目標を設定するためにも有効なツールになっています。

2、病院独自の継続教育
 病院は組織としても看護部の研修をバックアップしてくれており、看護協会の数多くの研修をはじめ、外部研修参加も積極的に行われています。勉強したいと希望する人たちには援助を惜しみません。研修費の補助も行われています。
新人入職後はプリセプター制度でマンツーマンの教育を行うとともに、中規模病院ならではの一人ひとりに目を配った個別性のある指導を行います。また、看護研究や継続的な教育で必要な事例では、東北大や宮城大看護学科の教授、准教授に指導を依頼しています。

スタッフ紹介@ 〜大学院を修了しました〜  鏡 哲也 (宮城大学卒)

 私は平成28年3月宮城大学大学院博士課程前期CNS養成コースを修了しました。在学中の3年間は、講義や実習を通じて、自己の看護を振り返り、課題を明確にでき、さらに視野を広げることができたと感じています。
 また、修士論文では「高齢患者のせん妄の予防的・発症時のケアに関する研究」として特に看護師の“関わり方”に着目して、せん妄に対して効果的な関わりをチームの看護師全員が実践できるように取り組みました。
 今後は目前の目標としてまず、在学中に協力していただいた職場のスタッフへ、これまで学んできたものを充分に還元し、それを通じて、当院へ入院される患者様がより安寧に入院生活を送れますように質の高いケアをチーム内看護師に留まらず院内スタッフ全員が同様に提供できるよう取り組んでいきます。

スタッフ紹介A 〜大学院を修了しました〜 佐々木 智美 (宮城大学卒)

 私は入職後、宮城大学大学院看護学研究科へ進学し、老年看護について学び、今年3月に卒業しました。仕事をしながら通うのは容易ではありませんでしたが、看護部長をはじめ、職場の上司や同僚の理解と協力があって無事に卒業することができたと感じています。
 私は現在、回復期リハビリテ―ション病棟に所属しておりますが、大学院では、「高齢患者とその家族への退院支援」をテーマに研究しました。研究に取り組むことで、現場と自己の看護援助技術の課題を明確にすることができました。今後は、その課題を一つひとつ達成しながら、高齢患者と家族の退院後の生活の質をより一層高めていけるよう、日々のケアに真摯に向き合っていきたいと思います。仕事をしながらも、さらに知識・技術を深めたいと言う方は、ぜひ黒川病院への就職を考えてみて下さい。