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管理者ごあいさつ


 横須賀市立市民病院は、昭和38年12月市立武山病院として開院以来、すでに約50年間地域での良質で誠実な医療を提供することを目標に努力してきました。横須賀市・三浦半島西部地区の中核的病院として、地域医療の向上のため、病院機能の充実を図りながら、急性期医療を中心に運営してきました。平成18年に地域医療支援病院の承認、病院機能評価(Ver.4)および人間ドック健診施設機能評価(Ver.1)の認定を得ました。さらに、平成28年に病院機能評価(3rdGVer1.1)および人間ドック健診施設機能評価(Ver.3)の認定を更新しました。このように医療の質を十分に担保したうえで地域医療支援病院として医療、保健、福祉機関との連携をさらに進めます。

 横須賀市立市民病院は、平成22年4月1日以降公益社団法人地域医療振興協会が指定管理する病院に生まれ変わりました。協会の、『すべての地域のすべての方々が安心して受けられる医療を目指して』という病院経営理念に基づき地域の患者さん、地域医療機関のニーズに対処しています。

 市民病院は、三浦半島西部地区において地域医療構想に準拠し病床機能、病床数に見合った高度急性期、急性期を中心として回復期を含めた医療を中心的に担っていきます。昨年度は、地域包括ケア病棟を開棟し地域の医療ニーズに応えて行く体制を構築しました。

 診療面では、急性期の重症患者に対してハイケアユニット、心疾患に対するカテーテル治療術後、外科系疾患に対する大手術後の重症患者等に的確な対応をするために特定集中治療室を設置し運営しています。そして、種々の疾患に対し、地域医療機関と連携し、二次医療圏内で完結する体制を目指しています。
 
 高度医療機器として、がんの放射線治療のため、高エネルギー放射線治療装置(リニアック)を設置しています。また、CT(320列を含む),MRI(3.0Tを含む)をそれぞれ複数体制とし、診療所との連携を重視し、検査依頼を速やかに受け、読影も迅速に対応しております。
 
 また、災害時には、総力をあげて 《災害拠点病院》、《初期被ばく医療機関》 としての任務を果たせるよう準備を進めています。これは、新型インフルエンザをはじめとする感染症対策の面でも同様で、《第二種感染症指定医療機関 》 としての責務を果たすべく体制を整備しています。
 
 また、社会的にも問題となっている高齢化社会に対応し、在宅医療を推進・支援する役割を果たすため、在宅後方支援病院として横須賀市と医師会が主導し、ブロック会議を通じて進めている事業を西南ブロックの拠点病院として担っています。

 医師、看護師等の人材育成、人材確保については、最重点課題として全病院をあげて積極的に取り組んでいます。その一環として、基幹型臨床研修指定病院として初期研修医はもとより、後期研修医、その後の専門医、指導医を目指す医師の研修・教育も推進しています。さらに、subspecialty を目指す医師については、当院はもとより横浜市大等での専門研修ができるように幅広い選択肢を用意しています。
 
 看護師については、入職後経験年数や各自のキャリアに応じた教育システムを運用しており、看護師としての適切な成長を図ることが可能なシステムを構築しています。その中で認定看護師の資格取得についても積極的に推進する体制を整備しています。

 このように、横須賀市立市民病院では、日々変化する医療情勢に対応しながら、地域医療機関の先生方と連携し患者さんが安全で安心な医療を受けることが可能な環境を構築しています。


平成29年4月1日
公益社団法人地域医療振興協会
横須賀市立市民病院管理者
久保 章