department診療科・部門のご案内

関節外科

お知らせ

  • APS療法とは

診療科概要

診療医師は日本整形外科学会に属し、様々な整形外科疾患を広く診療できます。中でも膝関節の分野においては横浜市立大学でつちかわれた最先端の技術を導入しております。特に膝周囲の骨切り術においては竹内良平先生とともに当初から開発に携わって来ましたので国内有数の技術を保有しております。当院は総合病院ですので合併症のある方もご相談ください。

生活において関節痛でお悩みの方はもちろん、立ち上がり動作や階段で膝が痛みはじめた方や、O脚の方は、是非一度、関節外科外来にご来院ください。

当科の特徴

当センターでは、膝関節疾患などの関節疾患を中心に治療いたします。様々な膝の状態を把握することはもちろん患者さんの生活環境や仕事、ご要望に応えるべく、関節温存である膝骨切り術、関節再建である人工膝関節置換術などを適切に選択して行うことを心がけております。横須賀市の方々の膝関節はわれわれが守る所存です。

主な対象疾患・診療内容

当センターでは関節の中でも膝関節を主力としております。とくに膝の病気の代表格である変形性膝関節症に精通しております。変形性膝関節症は60歳台以降の女性に多く見られます。膝の内側関節の軟骨が変性、摩耗し、徐々にO脚(内反変形)となり、膝関節の内側に痛みが出ます。主な症状は動作開始時や歩行時、階段昇降時(特に下り)の痛み、膝関節の腫れそして水腫(関節に水がたまる現象)です。徐々に、膝の曲げ伸ばしが不自由になり、正座ができなくなります。末期まで進行すれば軟骨を支えている骨まで削れてしまうため歩行することも困難となります。保存的治療法の効果がなくなった方には従来手術療法(膝骨切り術や人工膝関節置換術)をおすすめしてきましたが、2022年6月より再生医療であるAPS療法も開始いたしました。手術をお悩みの方は是非ご相談ください。

もう一つの代表的な膝の病気は膝関節特発性骨壊死です。骨壊死とは骨の内部が死んでしまうことを指します。突然激しい膝の痛みが出ます。激しい痛みは3ヶ月から1年程度で落ち着きますが、その後急速に変形性関節症が進行し再び膝の痛みが増えていきます。通常は5年から10数年かけて軟骨は減っていきますが骨壊死後は数年で末期まで進行してしまいます。このため当院では骨壊死の診断がつき次第手術療法をおすすめしています。

その他の分野では一般外傷、人工股関節置換術、手の外科、脊椎疾患も扱っております。包括ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟を併設しておりますので、術後のリハビリテーションを長く希望される方にも対応しておりますのでお気軽にご相談ください。

スタッフ紹介

石川 博之

診療部長、人工関節センター長

石川 博之

専門分野 膝関節疾患
資格

医学博士

日本整形外科学会専門医

日本整形外科学会運動器リハビリテーション医

難病指定医

身体障害者福祉法第15条指定医

臨床研修指導医

塚原 知隆

医長

塚原 知隆

資格
  • 日本整形外科学会専門医
  • 難病指定医
  • 身体障害者福祉法第15条指定医
阿部 奈々

医師

阿部 奈々

資格
  • 身体障害者福祉法第15条指定医
熊谷 壇

医師

熊谷 壇

資格

日本医師会認定産業医

脇田 竜生

医師

脇田 竜生

午前

石川 博之

塚原 知隆
阿部 奈々

諌山 周平

石川 博之
熊谷 壇

脇田 竜生

塚原 知隆
熊谷 壇
小笠原 康介
休診

※初診受付は午前11:00まで。

※APS療法は完全予約制です。(水曜日午後)