新年のご挨拶
松井直樹（センター長）

　村民の皆様、明けましておめでとうございます。平成21年のスタートに際し、今年度医療センターが取り組んできていることをご報告いたします。
　昨年4月に私が赴任し医師二人体制となりました。これにより、月・木曜の午後外来の実施、第2・4土曜外来の実施、赤岩地区の出張診療をこれまで4週ごとであったのを2週ごとにするなど、診療時間を拡大することができました。医師が交代により、夜間・土日も待機することで時間外での急患対応も大きく前進しました。往診も行いやすくなり、自宅で最期まで過ごしたいという希望も叶えることもできました。つつじ荘でも最期までお看取りできる方が増えつつあります。
また、村外からの訪問診療の要請があり、10月から対応しています。六合だけでなく周辺地域のニーズにも応えていく所存でおります。
　西吾妻福祉病院との連携も強化しています。現在、西吾妻福祉病院にて私が月曜午後の外来を、橋爪医師が木曜午前の胃カメラを行っています。当センターから診療支援に行くことより連携がスムーズになり、患者さんの行き来に役立っております。
　また新たに薬剤師を採用したことにより、薬剤管理が向上し、ご自宅に出向いての訪問薬剤指導も行い、診療所の診察だけでは不十分だった服薬についての援助ができるようになりました。
　今後とも診療所としては、必要に応じ、訪問診療、往診、訪問看護、訪問薬剤指導など、こちらからご自宅に伺う医療を積極的に行っていきたいと考えております。
　バーデ六合については、毎週水曜日夕方にアクアエクササイズ（プールの中での運動）を開始しました。職員中心に始め、一般の方はまだまだ少ない状況ですが、これまでと違った利用ができるよう工夫をしております。
　まだまだ不十分な点はあろうかと思いますが、地域の皆さんの期待に応えられるようなセンターを目指し今年も頑張っていく所存であります。どうぞよろしくお願いいたします。