第13回へき地・地域医療学会 特設サイト

テーマ

地域から羽ばたく
女性医師

 本年のへき地・地域医療学会は、「地域から羽ばたく女性医師」をメインテーマに招聘講演に自治医科大学卒業後、辺地医療(巡回診療)を通じザンビア共和国の地域保健医療の向上に貢献されている山元香代子先生、基調講演に当協会が寄附講座を設置し、活発に交流を行っているオレゴン健康科学大学より、関連医療センター長として、オレゴン州のへき地での保健予防活動において中心的な活躍をされている、Elizabeth Powers先生をお招きし、ご講演いただきます。

日程
2019年6月29日(土)、6月30日(日)
会場
海運ビル 他(東京都千代田区平河町)
対象
医師、研修医、医学生

メインプログラム

招聘講演

 

6/29(土)14:05 ~ 15:00

ザンビアでの辺地巡回診療活動

山元 香代子先生

山元 香代子先生

特定非営利活動法人
ザンビアの辺地医療を支援する会 副理事長

基調講演

 

6/30(日)13:30 ~ 14:25

フロンティア家庭医としての挑戦:オレゴン州エンタープライズでの12年
It takes GRIT: Twelve years of Growth, Resilience, Inspiration & Tenacity in Frontier Family Medicine

Elizabeth Powers先生

Elizabeth Powers先生

オレゴン州エンタープライズ
Winding Waters Clinic センター長

公開シンポジウム

6/30(日)14:30 ~ 16:00

地域から羽ばたく女性医師

シンポジスト

石川 鎮清先生

石川 鎮清先生

自治医科大学医学教育センター
副センター長・教授・卒後指導委員会女性医師支援担当

十枝 めぐみ先生

十枝 めぐみ先生

香川県 綾川町国保綾上診療所
所長

白石 裕子先生

白石 裕子先生

島根県 隠岐広域連合立隠岐島前病院
小児科長

佐藤 優子先生

佐藤 優子先生

島根県 浜田市国保診療所連合体 波佐診療所
所長

教育セッション

6/29(土) 15:10~18:20
※Session 01、Session 02は2コマ連続セッションとなりますのでご注意ください。
伊藤 雄二先生

伊藤 雄二先生

市立恵那病院
副管理者・産婦人科部長

Session01

ウィメンズヘルス・ミニブートキャンプ

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講義概要

日本プライマリ・ケア連合学会女性医療・保健委員会(通称チームPCOG:Primary Care Ob-Gyn)では、ウィメンズヘルスを系統的に学ぶワークショップシリーズを開発・提供している。今回の教育セッションでは学会の秋季セミナーで開催しているウイメンズヘルスブートキャンプの中で取り上げている、プライマリ・ケアでよく出会う月経・避妊や妊娠の相談、外陰・帯下の問題、更年期・老年期の問題など、commonなテーマを広く網羅した内容を学ぶ機会とする。具体的には診察室を再現したリアルなシミュレーションにより、ウィメンズヘルスに関わる問題を体験・習得していただき、「明日から実践できる」ことを目標とした内容になっている。これからウィメンズヘルスに関わりたいソロプラクティス・指導医向けではあるが、病院で勤務する総合診療医、および専攻医や研修医、さらには医学生にも理解しやすいよう、参考資料をもとにしたロールプレイ主体としており、各グループに配置したPCOGメンバーによるサポートを通して学べるセッションである。

本多 英喜先生

本多 英喜先生

横須賀市立うわまち病院
副院長兼救急総合診療部長

Session02

救急超音波(救急超音波診)
トレーニングコース(導入編)

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講義概要

救急診療や集中治療領域で実施される超音波検査は、その場で臨床上必要な判断を下すための情報を得る目的で普及しています。昨今、「Point of Care」という概念の代表的なツールとして超音波検査は注目されており、救急外来、ベッドサイト、さらにはプレホスピタル、在宅診療など活用される場は広がっています。
超音波検査は非侵襲的であり、「いつでも、どこででも実施できる」という機動性を生かし、視診、聴診、触診、打診といった理学所見と同様に臨床医の診察技能と同じレベルで捉えて、臨床医の必須スキルとも言えます。今回、救急超音波に関する知識を系統的に学び、実践できるようにシナリオベースのトレーニングコースを企画します。
参考図書:救急超音波診(羊土社)

6/29(土) 15:10~16:40
江原 淳先生

江原 淳先生

東京ベイ・
浦安市川医療センター
総合内科・医長

Session03

日々の疑問を解決!
Hospitalistに必要な内科急性期の知識

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講義概要

日々の内科急性期病棟管理で必要とされる知識を、最新のアップデートされた内容でわかりやすくレクチャーをします。例えば消化管出血に対する治療マネジメント・抗凝固や抗血小板薬の扱い・PCC製剤の扱いなど、40分×2本立て(休憩10分)のレクチャー企画です。

松本 朋弘先生

松本 朋弘先生

練馬光が丘病院
総合診療科、NST

Session04

研修医必修!はじめての摂食嚥下障害

~明日からの誤嚥性肺炎診療が楽しくなる~

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講義概要

高齢化が止まらない日本社会において、摂食嚥下障害も並存する患者は外来にも入院でも後を絶たない。医師として最低限知っておきたい、摂食嚥下障害の診療技法を学習してもらう。

  1. 講義(20分):摂食嚥下障害の診療に必要なスクリーニング、アセスメント(診断)、介入策についてOverviewを述べた上で、医師としても知っておきたいそれぞれの技能について実技を講習として行う。
  2. 実技(40分):摂食嚥下障害を有する患者のスクリーニングについてEAT-10、OHAT、水飲み試験、フードテストなどをその特徴を説明して、実際に実践できるようにします。また、口腔ケアの基礎、食事の摂取時のポジショニング、食事介助の仕方を簡単に実践してもらいます。
  3. 症例検討(30分):嚥下障害を有する症例を基に、口から食べるバランスチャート(KTBC)で摂食嚥下障害の原因と状態を評価し、アセスメント、介入計画を立てていくかを実際に考えていただきます。
  4. 質疑応答
和田 陽之介先生

和田 陽之介先生

練馬光が丘病院
外科

大野 慧介先生

大野 慧介先生

練馬光が丘病院
呼吸器外科

Session05

地域で役立つ気胸診療・腸閉塞診療

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講義概要

地域で比較的多く経験する気胸および腸閉塞について、その病態・診断・外科的治療手段を中心にレクチャーを行い、地域での診療に役立ててもらう。

岡田 悟先生

岡田 悟先生

東京北医療センター
総合診療科 医長

Session06

EBMの落とし穴

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講義概要

EBMは臨床の問題を解決するためのツールですが、そのツールを自分自身がうまく使えているかを確認するのは難しい場合が多いのではないでしょうか。そこでEBMを行うにあたって陥りやすい落とし穴(治療効果の考え方・適用の仕方、医療情報の使い方など)について事例を通して学び、自分自身の振り返りとブラッシュアップをしましょう。
【こんな人に特にお勧め】
EBMに興味があるが、一人で実践せざるを得ない人
自分のEBMのやり方にフィードバックが欲しい人

並木 宏文先生

並木 宏文先生

十勝いけだ地域医療センター

Session07

エコーは地域医療のミカタ

~プライマリ・ケア医による整形内科~

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講義概要

世界最先端の高齢化が進む日本において、運動器疼痛への対応とその技術向上は地域医療を担うプライマリ・ケア医にも求められる。超音波診断装置(以下、エコー)は小型化に加え、携帯性向上、画質向上に伴い、外来・病棟・救急・在宅を含む多様な場で活用が進んできた。その中、運動器疼痛の保存療法技術向上をめざす「整形内科Non-surgical orthopedics」が地域医療でも注目されている。整形内科診療の特徴は、「エコーを最大限活用した発痛源評価後、エコーガイド下注射(例:fascia・hydrorelease)により即時的治療と原因部位同定を行い、より適切な生活動作指導まで行う一連の診療」と「多職種連携による運動器疼痛患者のケア推進」にある※。一方、その学習・実践・連携方法などのプロセスに悩む者も多い。今回、へき地・離島の診療所および小・中規模病院などの多様な地で勤務しながら整形内科活動を行う総合診療医・家庭医の元、医学生・医師に向けて「整形内科学の概論を学び、地域での実活動を共有した上で、ハンズオンで肩・膝にエコーを当てる」ことを目標としたセッションを行い、実践を目指す者を支援したい。
日本整形内科学研究会 HP参照

望月 崇紘先生

望月 崇紘先生

地域医療研究所
オレゴン健康科学大学
リサーチフェロー

Session08

第1回 JADECOM-PBRN Convocation

~やってみようアドバンス・ケア・プランニング~

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講義概要

JADECOM-PBRN発足会から1年、初の全体会合を開催します!

各研究進捗状況報告
  • アドバンス・ケア・プランニング(ACP)研究
  • ベンゾジアゼピン研究
やってみようACP

何か医療介入をするときに、患者役を体験してみると新たな発見があり非常に大事になります。JADECOM-PBRNではACPを最初の研究のテーマとし、いかにプライマリケア診療所でACPを実践していくかを目標としています。そこで、本セッションでは医療者役だけでなく、ご自身のAdvance Care Planningをしてもらい、今後のACP実践に役立てていただきたいと思います。

次期OHSUフェロー西村 正大医師の研究予告
6/29(土) 16:50~18:20
菅波 祐太先生

菅波 祐太先生

揖斐郡北西部地域医療センター
副センター長

Session09

深めよう,総合診療

~地域にハマったジェネラリスト達の語り~

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講義概要

総合診療に興味のある医学生・研修医の皆さん、総合診療を語りたい医師の皆さん、集まってください!
このセッションでは、総合診療医が地域で経験した事例をもとに、参加者の皆さんと“総合診療”について語り合いたいと思います。JADECOMの誇るエキスパートジェネラリストも登場します。総合診療の深みを味わい、「総合診療の専門性」、「総合診療医というキャリア選択」についても考えてみましょう。

牧野 淳先生

牧野 淳先生

横須賀市立うわまち病院
集中治療部科長

Session10

実臨床で役に立つ抗菌薬の基礎知識と適正使用

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講義概要

抗菌薬の不適正使用による薬剤耐性菌の増加と、新たな抗菌薬の開発減少に伴い、2016年に厚生労働省から薬剤耐性(antimicrobial resistance, AMR)対策アクションプランが発表された。当セッションでは、このうち抗菌薬の適正使用に焦点を当て、前半では実臨床で役に立つ抗菌薬の基礎知識について、抗菌薬のメカニズム、PK/PD、各抗菌薬で知っておくべき副作用、適正な抗菌薬投与期間を概説する。中間ブレイクで、救急・総合内科・集中治療が三位一体となった当施設における教育の取り組みについて紹介する。後半では、演者が過去に抗菌薬の選択で難渋した症例をご紹介した上で、参加者の方々と活発な討議をしてゆきたい。

鍜治 大祐先生

鍜治 大祐先生

市立奈良病院
四肢外傷センター 医長

Session11

知っていて損はない整形外傷の救急疾患

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講義概要

社会の高齢化や災害発生の増加に伴い、救急診療における整形外科疾患の重要性は高くなると予想される。見逃してほしくない、これだけは知っておいてほしいという疾患やその対応について、整形外傷医の立場として説明する。また、施設の現状などを後期研修医の声も交えて報告する。

木下 順二先生

木下 順二先生

公益社団法人地域医療振興協会
常務理事

Session12

へき地・離島での遠隔医療の活用を考える

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講義概要

①オンライン診療をめぐる昨今の動向と問題点(各地の事例も交えて)
②山口県におけるへき地・離島遠隔医療推進の取り組み
③日光地区巡回診療・診療所でのクラウド型電子カルテ実証実験
④「アタッシュドクター」の紹介とデモンストレーション
⑤ディスカッション へき地・離島での遠隔医療をどう推進するか

6/30(日) 10:00~11:30
島﨑 亮司先生

島﨑 亮司先生

シティタワー診療所
管理者

Session13

在宅医療・地域連携
病院で働く医師のための在宅医療入門編

~スマートな地域連携を実践する~

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講義概要

在宅医療を担う医療機関の増加により病院と在宅医療の連携が重視される時代となりました。しかし実際に在宅医療との連携を図るときに下記のような疑問に遭遇しませんか?
「この患者さんは在宅医療の適応なの?」「在宅医療につなげるにはどうしたらいいの?」「こんなに点滴が必要なのに在宅医療でできるの?」「家族が在宅医療に不安を抱いていて本当に大丈夫?」
そこで今回はこれらの疑問に応えるべく、病院で働く医師として知っておくと便利な在宅医療との連携のコツを学ぶセッションを開催します。

1)在宅医療ってどんなことができるの?
2)どんな患者さんが在宅医療の適応なの?
3)在宅医療移行支援に必要な知識と技術って何?

[対象者] 学生、初期研修医、後期研修医 (在宅医療未経験者大歓迎)
[研修目標]在宅医療の実際を知る
在宅医療移行支援に必要な知識と技術を学ぶ
在宅医療移行支援を学ぶことで患者・家族・病院スタッフから信頼される医師になる

神尾 学先生

神尾 学先生

横須賀市立うわまち病院
総合内科

Session14

総合内科外来ケースレポート

~君の熱源を知りたい~

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講義概要

症例 41歳女性。来院3週間前より37~38℃台の発熱を認め、近医にて対症療法受けるも改善なし。その後多発関節痛、四肢浮腫等を認めるようになり、近医内科より不明熱(膠原病疑い)にて紹介受診となった。はたして最終診断は?

発熱や食欲不振といったlow yieldな主訴の中から診断、治療につなげていくことは、総合内科診療の醍醐味といえる。上記症例の他、当院総合内科外来を受診された「不明熱」症例を数例提示し、成人不明熱症例に対するアプローチにつきフロアと一緒に理解を深めたい。

宮本 朋幸先生

宮本 朋幸先生

横須賀市立うわまち病院
副管理者 小児医療センター長

Session15

初期研修医・総合医に役立つと小児の評価法

―Pediatric Advanced Life Spport(PALS)の考え方―

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講義概要

最近小児科各領域で話題になっているtopicsを解説するとともに、実際の診療で、どのように小児の病態を評価して判定するのかを学んでいただく。

本間 洋輔先生

本間 洋輔先生

東京ベイ浦安市川医療センター
救急集中治療科 医長

Session16

処置時の鎮静鎮痛ワークショップ

外来での安心安全な鎮静のコツ

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講義概要

外来、病棟、内視鏡室などで、地域医療においても処置時に鎮静鎮痛が必要になることは多いが、本邦では体系的な教育を受ける機会が殆どなかった。鎮静に絡む事故も多く、また逆にそれを必要以上に恐れるあまり、十分な鎮静鎮痛が行われない事もある。そのような現状を改善するため、我々は2012年から米国のコースを参考に日本版の処置時の鎮静鎮痛コースを展開している。前回本学会にてコースのエッセンスを紹介したところ好評を得たため、今回の学会でもワークショップを開催する。安全な処置時の鎮静鎮痛手技について考えるきっかけとしたい。

一般演題募集

下記内容にて地域医療に関する演題募集をしますので、多数のご応募、お待ちしております。

申込資格
協会会員もしくは協会運営施設職員であること
演題名
日本語全角50文字以内、英語は半角100字以内
抄録本文
日本語または英語
  • 日本語は全角800字以内、英語は半角1600字以内
  • 【目的】、【方法】、【結果】、【結論】に分けて簡潔に記載してください。
発表形式
口演発表のみになります(発表時間10分、質疑時間5分)
申込方法
下記の申込書に必要事項を記載し、地域医療研究所事務部までEメールでお送りください。
hekichi@jadecom.or.jp
募集期間
2019年2月25日(月)~2019年5月15日(水)
発表用スライドの
提出
発表用スライドは発表当日受付にて動作確認のうえ受領します。

学生セッション

クリックするとPDFファイルが開きます。

旅費

第13回へき地・地域医療学会全行程(6/29~6/30)に参加された方には、当協会規定に基づき旅費、宿泊費を支給いたします。

大学所在地 助成上限額(1人あたり)
北海道・中国・四国・九州・沖縄 30,000円/回
東北・北陸・近畿・東海(静岡・長野除く) 20,000円/回
静岡・長野・山梨・群馬・栃木 10,000円/回
関東(山梨・群馬・栃木除く) 助成なし

①旅費申請書及び②研修報告書(書式自由)、③領収書類(航空機利用時のみ。搭乗券は不要)を研修後2週間以内に研究所事務部宛てにご提出ください(今回、大学毎の人数制限はありません)。

CIS -innovation- :全国各地の大学から地域医療に関心のある200名を超える学生が集まり、Facebookを用いながらつながりを持ち、さまざまな地域を知り、モチベーションを上げて自分を高めることを目的に活動しています。
Facebookグループページ

お問い合わせ

公益社団法人地域医療振興協会 研究所事務部

〒102-0093
東京都千代田区平河町2-6-3 都道府県会館15階

TEL
03-5212-9152
FAX
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