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形成外科

当院形成外科は、体表のほとんどすべての機能的・審美的障害を、知識と経験を駆使して繊細かつ大胆に治療しております。
【特徴】
 皮膚・軟部腫瘍、きずあとの治療、顔面骨骨折を含めた外傷一般、陥入爪(巻き爪)、腋臭症、陥没乳頭、眼瞼下垂症、下肢静脈瘤など形成外科一般を得意としております。(フェイスリフト、脂肪吸引、豊胸術等の美容外科診療は行っておりません。)

・眼瞼下垂、睫毛内反(さかさまつげ)など眼瞼(まぶた)の治療も行っています。これらは保険適応になることがありますので、お気軽にご相談ください。
・陥入爪は状況に応じて保存的治療(テーピング、ガター法など)や手術(フェノール法)を外来で行います。
なお巻き爪に関しては、当院皮膚科で弾性ワイヤーによる治療を行っております。しかし難治のものやご希望があれば、当科にて爪床形成を行うことも可能です。
また靴についてアドバイスを致しております。
・きずの治療:軟膏や創傷被覆剤を適宜用いて、なるべく速やかに治癒するようにしています。手術(植皮や皮弁)で治療することもあります。
・きずあと:ケアに関してのアドバイスや、必要に応じて修正手術も行います。きずあとのレーザー治療に関しては、専門施設をご紹介いたします。
・腫瘍:きずあとが少しでも目立たなくなるよう、細心の注意を払って治療しております。部位や大きさ、良悪性などに応じて開放療法・縫縮(縫い合わせる)・分割切除・局所皮弁・植皮などを行います。
・下肢静脈瘤:2008年は外来、入院あわせて78件の治療を行いました。結紮手術、ストリッピング術、硬化療法を単独もしくは併用して治療を行っています。
・レーザー治療:色素レーザー、YAGレーザー、炭酸ガスレーザー、脱毛用レーザー(GentleLASE)を揃えており、苺状血管腫、単純性血管腫などの赤あざや、太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着などの茶あざの治療が可能です。また、ほくろや皮膚表面の良性腫瘍は炭酸ガスレーザーを用いて治療できます。

シミ・スキンケア外来

気になっているシミやくすみ
そんな色素による肌のトラブルを治療する専門外来です。

時間   第2・4水曜日 13:30から16:00
完全予約制(予約受付は第2・4水曜日  13:30から16:00の間に皮膚科形成外科受付にご連絡ください)
対象疾患 シミ(色素斑)
担当医師 形成外科医師
費用   自費診療になります(ただしほくろや皮膚腫瘍などは、保険診療を行います)

診療の実際
まずはお悩みのシミを診察いたします。日々のお手入れなどのお話を伺ったうえで、塗り薬や飲み薬、レーザーを用いて治療します。
同時にスキンケアのアドバイスを行います。
お肌の悩みが改善してより良い生活が送れるよう、お手伝いができるのをお待ちしております。



料金について

初診料 5,000円 

再診料 1,500円 

※施術料については、受診時に医師にご相談ください。


下肢静脈瘤について

下肢静脈瘤とは
下肢静脈瘤とは、ふくらはぎやふとももの静脈が拡張・蛇行してしまう状態で、見た目が悪いために丈の短いスカートなどをはきにくくなってしまいます。また、血液が停滞することにより むくみ、痛み、だるさ、こむら返り、などの症状が現れます。進行すると足首近くの皮膚が褐色になったり(うっ滞性皮膚炎)、穴があいたりして(皮膚潰瘍)非常に治りにくくなってしまいます。
 脚の静脈には、筋肉に囲まれて奥深くにある深部静脈と、皮膚のすぐ下にある表在静脈の二種類があります。これらの静脈は逆流防止弁が付いていて、重力に逆らってつま先から脚の付け根の方向だけに血液が流れるようになっています。しかし、長時間の立ち仕事や妊娠などで静脈の圧力が高い状態が続くと弁がうまく働かなくなり、つま先へと血流が逆流してとどこおることで静脈が徐々に太くなっていきます。特に表在静脈は筋肉に囲まれていないので容易に拡張してしまい、蛇が這ったような瘤(こぶ)ができてしまいます。

下肢静脈瘤の治療
静脈瘤の程度、治したい症状、治療に費やせる期間などを考慮して治療法を選択します。主な治療法は次のようなものがあります。

1.弾性ストッキング療法
医療用の圧力の強いストッキングで脚を圧迫し、表在静脈に血がたまらないようにする方法です。特別な手技を必要としない手軽な方法ですが、履いている間しか効果がなく、静脈瘤そのものはなくなりません。だるさやむくみを取りたいが手術を希望されない場合にはおすすめいたします。

2.硬化療法
拡張した静脈に硬化剤を注入することにより、血管を固めて血液が流れないようにする治療法です。注射だけなので傷跡は残らず、クモの巣のように浮き出たタイプの静脈瘤には有効な治療法です。しかし、静脈の逆流が多く太い瘤となっているタイプにはこの治療法のみでは再発しやすく、結紮手術をしたあとで行う事をおすすめします。

3. 手術

a.結紮併用硬化療法
逆流している表在静脈を数か所で切断してしばってしまう治療法です。脚の血液の大半(90%以上)は深部静脈を通って心臓に戻っているため、表在静脈を切断しても問題はありません。手術と同時に硬化療法を行うことも多くあります。
局所麻酔で手術ができるので術直後から歩くことができ、傷口も数センチなので痛みも軽度です。入院が必要ですが、手術翌日には退院することができます。日常生活の制限も特にありません。逆流している静脈をしばることにより、むくみや痛みなどの症状は軽快します。瘤の盛り上がりは時間とともに減少しますが、すべての逆流経路をなくすことは困難であるため若干の瘤が残ることもあります。この場合は、硬化療法を追加することで瘤を消退させます。

b.ストリッピング手術
表在静脈の逆流の程度によっては、表在静脈を技去してしまうストリッピング手術を行います。当科では内翻法という神経損傷を避ける方法で、かつ膝下付近までの技去という合併症をおこしにくい治療を選択しています。
一部の施設で行われている日帰り手術には対応しておらず、入院での治療となります。
ストリッピング手術の方が、術後の再発率を減らすことができます。


形成外科外来の診察予定
下肢静脈瘤については、形成外科外来で担当医にご相談ください。

形成外科常勤医師の紹介

職名 氏名 専門 資 格 等
医長 鈴木 理央 形成外科一般 日本形成外科学会専門医
大塩 絢子