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平成29年度後期専門研修募集要項

[2016.12.27]

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後期研修医募集にあたって


横須賀市立うわまち病院 病院長

 現在、日本の地域医療は崩壊の危機に瀕しています。その理由は大きく分けて三つあります。
 第一に、日本の医療の将来のビジョンが明らかでは無いことです。何処へ向かって進むべきか、誰も示していません。一緒に考えましょう。第二に、医療機能の分化ができていないことです。大病院に一次の患者さんが当たり前のように受診しています。大病院が本来の役割を忘れて、かかりつけを優遇し、紹介患者をおろそかにしたりしていないでしょうか。第三に、医療の公的役割に対する理解が低いのではないでしょうか?特に昨今の自治体病院などでは、医療の内容より、経済的指標に過剰な重きを置きすぎているのではないでしょうか?また、医師は公的役割を忘れて、興味の向くままに専門を決めたり、病院勤務医不足を知りながら開業に走ったりしていないでしょうか。
 地域医療を24時間カバーしているのは病院であり、その点において責務の重さ、期待の大きさは計り知れないものがあります。さらに、社会は医療の質に対する関心が大変強くなり、マスコミは医療従事者の責務を強調する余り、過剰な要求、場合によっては間違った要求にも繋がっているようです。一方では、病院勤務医の多くは勤務の過酷さに対する酬いが低いと感じており、病院勤務を忌避する医師の増加の原因になっています。
 我々は、市民の要求に応え、世論を味方につけることができるか否か踏ん張りどころと考えています。世論が間違っている、いや医療従事者が甘いと主張しあうだけでは解決はありません。我々は医療におけるaccountabilityとpermeabilityをstandardと考え、risk managementにも力を入れています。我々は過剰な要求にはきちんとした説明を行い、お互いの求めるものと提供するものの方向性の違いについては、積極的に互いを合致させることが重要と考えています。例えば、循環器科は心臓リハビリテーション教室を通じて多くの患者さんや家族と障害を通じてコンタクトをとり、小児科は若い母親に子供の急病時の対処法を教育し、各科は市民公開講座を通じて広く患者ではない市民と接触を忘れないようにしています。
 我々は、決して新しい建物を持っているわけではありませんが、医師、看護師その他の職員の能力(知識や技術)を合理的かつ効率的に集約し楽しく運営することによって、経営は非常に良好です。このことが、研修において様々な余力を生んでいくことは間違いないと存じます。
 一方で、我々は世論を気にし、目の前の患者さんの声を聞きながら職員の生き甲斐を考え、後期研修医にも研修を続けていくための希望を与えなければなりません。そのような中で現在我々が到達した教育の基本方針としては、「手取り足取り指導することも重要であるが、指導医師あるいは指導するものが自らの診療、研究、学ぶ姿を着飾ること無く晒すことが重要な教育実践である。教えられて学ぶ姿勢から(teach-taught)、自ら学ぶこと(learn)、そして新しいもの・ことを自ら確立する(研究する、study)力を身につけさせることが重要である。そして、医療のみならず個人・社会・国家・経済・法律・科学そのほか様々な物事・時代・場面で困難に遭遇しても、冷静沈着に情報を集め、意見を聞き、調べ、自分で考え、そして判断することのできる医師を育てる。」ことにあると考えています。
 我々は教えることを放棄した訳ではなく、医学知識は膨大で、寧ろ積極的に教えなければなら無いと考えています。ただ、教えることだけではこの膨大な知識を網羅することは困難で、自ら学ぶことなしには知識の獲得はできません。さらに、自ら考えて研究し解決することを知ってこそ、長期にわたる医師としての生涯を全うすることができると考えています。教えることだけが教育であるというような昨今の風潮に対して反省はしていますが、過去の教育法に戻ってしまえというわけではありません。
 古来より、ガリレオは法律や宗教と科学的真実が必ずしも一致しないことを訴え、日本でも大村益次郎のように明治維新に大きな影響を与えた医師もいました。私が医師になって以来、教育法も内容も大きく変わりました。新しいparadigmに歓喜賞賛し、しがみついても、すぐに次のparadigm changeが訪れます。このようなことに対応できるのは、前述したように自ら考え、判断できることです。このために最低限必要なことは、基本的なliteracy とlogical thinking であり、後期研修医希望者に求めたいと考えています。
 当院は、今後も地域医療と医師のみならず看護師、薬剤師をはじめとして多くの職種の教育、研修をまじめに行なっていきます。

当院の医学・医療に関する特徴は
1) 神奈川県内の内科認定教育施設一般病院の中で剖検数、剖検率ともにトップクラスであること。内科学会関東地方会での発表数がベスト10に入っていること。
2) 当院循環器科がH17年の日経新聞の心臓病治療評価でAAAに選ばれたこと。
3) 当院脳外科が同じく平成18年にBAAに選ばれたこと。
4) プレホスピタルケアへの積極的な関与・・・ドクターカーによる現場出動など他病院には無い経験ができます。三浦半島における唯一のドクターカーシステムを持ち、2台のドクターカーが重症患者さんを乗せ、三浦半島を所狭しと走っています。
5) 救急車搬入台数が6000台/年であること。救急隊員の教育、研修に力を入れ、お互いの力を尊重する関係であること。
6) 紹介率60%、逆紹介率75%であり、診療連携が進んでおり、医師会との関係がとても良好なこと。
7) 平均在院日数が10日台と短いこと。
8)平成26年度、高精度放射線治療開始、ダ・ヴィンチを導入するなど、最新機器がより充実。

研修環境について
9) シミュレーションセンターを有し、指導医が後期研修医に専門的な手技等を徹底指導できる環境が用意されていること。
10) 衣食住を保証し、充分に研修に専念でき環境を与えられること。
11) 24時間365日の保育、学童保育、病児保育、病後児保育すべての機能を持った院内保育園を有する自治体病院の中でも希有な病院であり、子を持つ医師、特に女医さんにとってはキャリアの継続しやすい病院であること。
12) メンター制をとり、1後期研修医に1人のメンターがつき、研修中の相談、進路の相談などにも乗ります。研修についてはメ
ンターと目標を決め目的に沿って、多科を選択する研修もできます。月に1回は、全後期研修医とメンターが一堂に会してランチョンミーティングを行い、確実に後期研修がサポートされます。
13) 遊びは楽しく!大忘年会、夏のバーベキューパティー、院内バレーボール大会などが催されます。さらに、職員旅行は10コース以上に分かれ海外旅行も可能です。
14) 研修中の体をサポート:様々な部活に参加し、スポーツを忘れずに研修を行うことができます。

募集要項


横須賀市立うわまち病院では、平成29年度の後期研修医を下記により募集しています。

1.応募資格
  ・卒後臨床研修修了または、修了見込み方
  ・医師免許取得後2年以上で、新たな分野を専攻しようと考えている方

2.募集人員:各コースの詳細をご覧ください。

3.研修期間:各コースの定める研修期間(概ね2〜5年間で、開始時期については変更可)

4.研修内容:下記のようなコースを用意しています。
4-1. 専門医養成コース
 T.内科系コース
  1)内科専門医(2016/06/10更新)
  2)循環器専門医(2016/06/10更新)
  3)呼吸器専門医(2016/06/10更新)
  4)リウマチ専門医(2016/06/10更新)

 U.小児科コース
  ・横須賀市立うわまち病院小児科専門研修プログラム(2016/08/03更新)
  ・小児科専門医を目指す方へ 小児科研修プログラムスケジュール(2016/08/03更新)
  ・小児科研修プログラム説明パワーポイント(2016/06/10更新)

 V.外科系コース
  1)外科専門医(2016/06/10更新)
  2)整形外科専門医(2016/06/10更新)
  3)脳神経外科専門医(2016/06/10更新)
  4)産婦人科専門医(2016/06/10更新)
 W.救急専門医コース(2016/08/12更新)
 X.麻酔専門医コース(2016/06/10更新)

4-2. その他のオプションコース
  1)各科短期研修コース
  2)リフレッシュ研修コース(本院独自に作成)
  3)育児休暇後、目指せ現場復帰コース(本院独自に作成)
    保育園、病後児保育施設完備していますので、産後休暇後の研修にも最適です。
  4)開業前研修コース(本院独自に作成)
  5)放射線科研修コース(2016/06/10更新)
  6)眼科研修コース(2016/06/10更新)
  7)泌尿器科専門医研修コース(2016/06/10更新)
  8)病理学研修コース(2016/06/10更新)
  9) 地域医療型後期研修コース

5.処遇
  1)身 分:常勤医師
  2)給 与:当院医師給与規定による(年俸制)
    後期研修医1年目:7,500,000/年
    後期研修医2年目:7,800,000/年
    後期研修医3年目:8,400,000/年
    後期研修医4年目:8,900,000/年
    後期研修医5年目:9,500,000/年
    ※選択するコースによって、年数が異なります。
  3)その他:宿日直手当、扶養手当、通勤手当等別途支給、各種保険加入
  4)宿 舎:敷地内に官舎あり(空室状況による)、病院近くに賃貸住宅を斡旋
  5)休 暇:有給休暇初年度10日、特別休暇
         1週間の休暇(夏季休暇を含む)
  6)保育園、病後児保育施設完備していますので、産後休暇後の研修にも最適です。

6.応募方法
  ◆出願書類:履歴書(市販で可、写真貼付)、医師免許証の写し、健康診断書の写し
所属長または研修責任者の推薦状を事務担当者宛にお送り下さい。
      ※ 初期臨床施設が発行する研修評価書があれば望ましい。
  ◆職場訪問:随時(要事前連絡)。見学についての詳細は各診療科研修責任者まで

7.選考方法:書類および面接により総合的に審査します。

8.試験日程:本人宛に郵送で発送(日程が合わない場合は個別に調整致します)

9.合格発表:面接試験後、1週間以内に本人宛に通知

10.応募受付:
  締め切り:お問合せ下さい。
  試験日は後日お知らせします。

11.書類送付先
  〒238-8567
    横須賀市上町 2-36
    横須賀市立うわまち病院 総務課 人事係宛て

12.問い合わせ先
  横須賀市立うわまち病院 総務課 人事係
  電話  046-823-2630(代表)
  FAX   046-827-1305
  E-mail jinji@oceanhope.yokosuka.kanagawa.jp

13.学会認定研修施設
 社団法人日本内科学会認定医制度教育病院
 社団法人日本循環器学会認定循環器専門医研修施設
 日本高血圧学会専門医認定施設
 日本呼吸器学会認定施設
 日本呼吸器外科学会呼吸器外科専門医合同委員会認定修練施設(関連施設)
 日本消化器病学会専門医制度関連施設
 日本消化器外科学会専門医制度指定修練施設(認定施設)
 日本消化器内視鏡学会指導施設
 神奈川県肝臓専門医療機関指定
 日本小児科学会小児科専門医研修施設
 日本小児科専門医研修支援施設
 日本小児循環器学会小児科循環器専門医修練施設
 日本外科学会専門医制度修練施設(指定施設)
 日本がん治療認定医機構認定研修施設
 日本整形外科学会専門医研修施設
 日本脳神経外科学会専門医訓練施設
 心臓血管外科専門医認定機構認定修練施設
 日本皮膚科学会認定専門医研修施設
 日本泌尿器科学会専門医教育施設
 日本産婦人科学会専門医制度卒後研修指導施設(連携型)
 社団法人日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設
 日本眼科学会専門医制度研修施設
 日本麻酔科学会麻酔科認定病院
 日本救急医学会救急科専門医指定施設
 日本プライマリ・ケア学会認定医研修施設
 日本リウマチ学会教育施設
 日本病理学会研修認定施設
 日本環境感染学会認定教育施設
 日本静脈経腸栄養学会NST稼働施設
 胸部ステントグラフト実施施設
 臨床研修病院指定

14.研修風景
CPC

ミニレクチャー

救急

外来

職員旅行