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輸血拒否への対応・基本方針

[2013.04.18]


           輸血拒否への対応・基本方針

                      公益社団法人地域医療振興協会
                              公立黒川病院

  公立黒川病院では、宗教上の理由による輸血拒否に対し、「相対的無輸血
 (※1)」の方針に基づき、以下のごとく対応いたします。


 ・無輸血治療のために最善の努力をつくしますが、輸血により生命の危険が回
  避できる可能性があると判断した場合には輸血を実施いたします。その際、
  輸血同意書が得られない場合でも輸血を実施いたします。

 ・エホバの証人の信者の方が提示される「免責証書」等、「絶対的無輸血治療
  (※2)」に同意する文書には、署名はいたしません。

  以上の方針は、患者さんの意識の有無、成年・未成年の別にかかわらず適用
 します。
 
  自己決定が可能な患者、保護者又は代理人に対しては、当院の方針を十分に
 説明し理解を得る努力しますが、どうしても同意が得られず、治療に時間的余
 裕がある場合は、他医での治療をお勧めします。


 ※1【相対的無輸血】患者の意思を尊重して可能な限り無輸血治療に努力する
  が、「輸血以外に救命手段がない」事態に至った時には輸血をするという立
  場・考え方。

 ※2【絶対的無輸血】患者の意思を尊重し、たとえいかなる事態になっても輸
  血をしないという立場・考え方。